うつ病の特殊鍼治療

頭皮低周波鍼通電療法

・近年うつ病の患者さんが急増しており、国内で治療中の方がなんと100万人を超えているそうです。

・最新の画像検査機器を用い、うつ病のかたの脳の血流を調べると、特に脳の前頭葉の部分で血流が低下していることが分かってきました。この前頭葉とは人間が生きていくための意欲や、創造、実行を司っている所であり、過度のストレスを受け続けると、その部分の血流が低下していき、その機能が低下してしまうそうです。

・昨今の研究により、うつ病を「 心の病気 」ではなく、「 脳の病気 」ととらえた治療法の開発が進んでいます。 TMS( 経頭蓋磁気刺激療法 )という最新の治療法もその一つで、磁気によって電気的に脳を刺激することにより脳血流を増やし、脳の活動を正常な状態に近づけるという治療法です。 アメリカでは長年苦しんできたうつ病の症状が劇的に良くなるなど、確かな効果が報告されているそうです。

・当院では、日本で昔から行われてきた頭皮鍼療法と TMS法をヒントに独自の低周波鍼通電療法を行っています。これは、頭皮の2か所に鍼を打ち、その間に低周波鍼通電を行うことによりTMSと同様の効果を狙った特殊鍼法となります。

・鍼通電中は、軽い電気が頭の先まで流れているのが分かり、心地よい感覚があります。

・抗うつ薬の効きにくい方、身体症状( 首肩のこり、頭痛、めまいなど )が強い方、鍼治療に抵抗のないかた( 通常治療に比べ若干痛みが伴います )等は一度当院のうつ病治療をお試しください。

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